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MERSの脅威が日本の近くに迫っている!? [ニュース]




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> 日本にもMERS感染者が出る日も近い可能性が出てきました。

NHKニュースによると、韓国政府が重い肺炎などを引き起こすMERSコロナウイルスの感染患者が国内で10人に上ったと発表しました。また、10人目の患者は感染の可能性が疑われたにもかかわらず海外に出張したあと感染が確認されたことから、出国を止められなかった韓国当局に批判が集まっています。

そもそもこのMERSコロナウイルスは2012年9月に初めて中東(サウジアラビア)で報告された新型コロナウイルスです。肺炎を主症状としていますが、その致死率は非常に高く、40〜50%とされています。

2014年5月の情報では496人が感染し、117人が亡くなっている事が確認されています。感染地域はサウジアラビア、カタール、ヨルダン、UAE、オマーン、チュニジア、レバノン、マレーシア、フィリピン、アメリカとなっていますが、ヒト・ヒト感染の証拠は無い状況です。

このように見ると、やはり中東地域での感染者が多いですが、向こうはインド、バングラディッシュ、フィリピンからの出稼ぎ労働者が非常に多いので、そのコミュニティから感染者が出るとより拡散スピードが早いかもしれません。
もしくは、表に出ていない(経済的事情から医師の診断を受けられない)だけで、もしかすると現地では結構な患者数になってる可能性もありますね。

今回のニュースにおける韓国人は中国に出張に行っていたようですので、韓国経由でMERSが日本に入ってくる事は防げたのかと思います。。
ただし、昨今中東諸国との経済関係が強化しようとしている状況下においては、日本人が現地で感染してくる可能性も高まっているかと思います。

何にせよ、MERS感染が拡大しないことを祈るばかりです。
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